昨日は本当に地味にダメージを受けた日。
誰かのうまくいった人生は成功例ではない

昨日は久々の会社の飲み会でいろんな人のいろんな話を聞きました。
新しい結婚生活にワクワクしている人、子育てに翻弄されながら家族と仲良く暮らしている人、そして仕事に熱心になって生きている人々。
どんな人の現在も私には限りなく眩しく見えて、自分にはどれも当てはまらないなと思っていました。なんとなく心にモヤモヤが残る暗い帰り道。とにかく忘れようと思って布団に入って寝たけど、夢の中まで絶望的な展開で終わりました。(あるところまで幸せそうにしているのに最後に不幸せなモヤモヤが残るっていう夢でリアルすぎて現実かと思ったw)
そんな夢の影の余韻に浸る間も無く仕事の時間がやってきて、MTGをしたりとかしているうちに自分が虚しく思えました。
家族も友達もお金もないし、仕事だってそんなにパッとしなくて。ただ仕事してくださいね、アレしてくださいこれしてくださいっていうオーダーをひたすらこなしている人生。でもってYouTube見たって羨ましがっているばかり…。はあとため息が出ました。
でもふと、こういう自分の癖ってあまり良くないな〜とも思いました。だって誰かのうまくいっていることって自分のことじゃないから。幻想を見ている可能性だってあるわけですよね。
その人にはその人の影と光がある

私たちは今こうやって情報社会を生きていて、ある意味では本当にその人の一瞬の一面しか見ていない状態がずっと続いているわけですよね。
対人と接している時間って絶対前よりも少なくなっているし、そしてどんどん自分に都合の良い面ばかり出していくし、見えるように設計される社会になっている。
そんな中で、そこばかり見て他人と比較していたらとんでもなく幻想を見て現実感のない人生になってしまうなと思いました。
あの人にだってきっと影があるし、自分ばかりの嫌なところを拡大解釈したって本当にいいことがないわけで。
やっぱりこういう時は、SNSとかを離れることが大事だなと思います。意識していても知らない間に影響されることって本当に多いですからね、特にSNSは。
代わりに本を読もうと思いました。
努力の人を見て、自分に落とし込もう

手に取った本は、野村克也さんの本です。
野村さんに詳しいわけでも、野球に詳しいわけでもないのですが、野村克也さんが努力の人だということはどこからか聞いていました。
長嶋茂雄さんがスターだった影で、じっと努力をして偉大な指導者となったのが野村克也さんです。最後にたくさんの良い言葉を残してこの世を去った方ですから、きっと何か自分にも響く言葉を得られるかなと思い手に取りました。
私は今までの人生で大したいいことも何もないけれど、これから努力をし続けたらきっと野村さんのように自分の哲学を見出すこともできるかなと思います。
地道に、まわりに振り回されることなく、我が道を、自由な道をいこうではありませんか。