こころ

苦しいと思う時

毎日苦しいなあ、我慢しなきゃいけないのかな、そんなふうに思う時はありませんか?

毎日のことに疲れている

頑張っても頑張っても、支払いが追いかけてくる。頑張っても頑張っても、自由にならない毎日。何かやらなきゃ。誰にも気にされずにいる自分。あ〜楽しいことが見つからない…。

そんなふうに思ってしまう時ってありませんか?気分転換をしたときは「スッキリ」できるのに、なぜか毎日嫌なことや退屈な日々が続くと気分が塞ぎがちになります。

私の人生ってこれで終わるのかな、こんなもんなんだ。人に理解されるわけないよな。そんなふうに嫌〜なジメジメとした気持ちが積み上がっていきます。天気も悪いとことさら。

少しだけ楽になる方法

そんな時、少しだけ気が楽になる方法を自分なりに考えて見ました。

一つは仏教思想に触れてみること。仏教徒ではないのですが、仏教の教えにはなかなか目を見張るものがあります。その中のひとつには「この世はままならないのだ」という言葉があります。この言葉には、すごくインパクトがあります。

私がこうやって嫌な気持ちを積み重ねていても、それは普通のことなのだと思えるからです。世の中のほとんどがままならないことで、良いことなんて本当にたまにしか起きないし、ずっと良い事のままい続けることもとても難しい事なのです。物事は変化するし、しかも大半のことは自分がどうしようもないままに変わっていくという事なのです。

そういうことを知っておくと、なんとなく自分だけではないのだと普遍性がある事のように思えて心が軽くなります。

何かにのめり込むこと

もう一つは、何かにのめり込むことかなと思います。

縫い物でもいいし、編み物でもいいし、掃除でもいい。ひたすら目の前のことが片付いたり形ができるようなことを無心になってやるような状態が、嫌な現実から逃れさせてくれるということもあるかなと思っています。

自分で何かを作ったり育てたりすることは、誰の目もないし自分のための癒しの時間になるのではないでしょうか。

人間にもともと生きる意味はないのだし、逆説的に言えば生きる意味を見つけていくために生きるのでもあるのだろうし。そんな事実を目の前にしながら、絶望せずにいかにメンタルを保って色んなことを忘れて、癒して穏やかに暮らしていけるかの世界なのだと思います。

派手なことは望まない。けれど、自分をひたすらに癒し続けられるように、自分を楽しませる毎日を過ごしていきたいものです。