経済状況が全世界で悪い方へ進んでいる世の中…。
働きたくない、という人が増えている

アメリカや中国の若者が働かない運動を起こしているという話をニュースで聞きました。
日本人は国民性からあまり運動をしないような人が多いのでそういった活動の話を聞くことはありませんが、実情としては、同じように働くことに意味を見出せていない若者は増えているのではないか…と思います。
だってこんなにも曖昧で先行きが見えない中、働くことの意味を見出せないのは当たり前に思えるからです。それでも働き続ける高齢者たちがいるのは、家族を養わなければという気持ちや、今までの行動から変化するのが怖い、ということなのではないかと思います。
お金で得られる価値観は消えつつある

私たちは今、家を買う必要もなく、どこでも働き生活できるポータブルな世界に生きています。パソコンや携帯があれば、誰とでもコミュニケーションが取れるし、生きていける。
物がいらないし、容姿や所有することにこだわりすぎると余計なことを増やしてしまうとわかっています。そうすると、見た目で判断したり、どれだけ持っているかで人を判断することはない世界なのです。
そんな中、年上の人がそれに固執する姿を見て少なからず情けなく思う若者がいても仕方がないと思います。もっと自由に生きていけるのに…それを肌で感じているのが若い人たちなんだと思います。
自由に生きるためには仲間が必要

だけど一つだけ、シンプルに変わらない事実があります。
それは「人は一人では生きていけない」ということです。限りなく一人で暮らしていても、誰かに支えてもらう部分がなくては生きていけない。誰かが生産している食物を食べ、誰かが流している情報を消費し、自分の生活を生きています。
自由になれるからこそ、話し合い協調していくという姿勢が、世代間にも国家間にもいろんな場所で大事にされる時代がきているな…と思います。