こころ

無理なく生きることはできるのか

小さな頃に、父親が言った。「いつか自然に戻っていくんだね」と。

自然こそすべてを物語る

コロナ騒動が起きてから、地方に移り住む人が増えています。

都会で物を消費して、仲間とイベントを楽しんだり飲んだくれたりするより、田舎暮らしを楽しんで、キャンプやサウナを楽しむ人たちで溢れています。笑

昔は飲み会が大好きでブランド物や車・都会の住宅地にまみれていた人が、こぞって地方にセカンドハウスを持っているような現象が起きているのです。

私はもともとそういうことに興味があるようなタイプではないですが、少なからず同じように自然にまた興味を持っていることは確かです。

自然が教えてくれること

そんな一時的な流行りと見られる現象ですが、昔から自然が近い場所で暮らしていた両親からすれば、やはり自然の場所で暮らすのが一番自分たちにあっているということで、両親二人は高齢になってから田舎暮らしを再開しました。

近所付き合いも少ないから人間関係に困ることもなく(むしろ助け合い)、自分たちで食べるものを畑で育て、好きなだけ山を散歩し体を動かす。ネットがあるから情報にも触れることができる。健康でさえいれば、何不自由ない生活をしています。

そんな両親を見ていると、本当にそういった生活の方が健康的で心が豊かなのではないか…と思わず自分を振り返ってしまいます。

また自然に戻っていく時が来る

今は会社が都内にあり、仕事のことで出社する機会も多いのでなかなかすぐに田舎暮らしをするということは難しいですが、いずれは田舎暮らしを経験してみたいなという憧れはあります。

そして、都会で狭い環境で人に揉まれて生きているより、自然の中で季節の移り変わりを感じながら自分らしく生きる。そんなふうにだんだんなっていくのだなあと思います。

子は親の背中を見て育つと言いますが、まさにそのことだなあと思います。