お金

お金のない私が思う、これからのお金

お金に困って、お金を見直そうと思ってこのブログを始めました。

お金に振り回されていた私

借金があって、毎日の生活がお金のことでいっぱいいっぱいで、そんな生活に飽き飽きしていた時、このブログを始めました。

目標を持って、もっと自分の人生を立て直そうと思ったんです。お金を取り戻して、自分の人生を変えられると信じていた。

結果今、借金を返済して、普通に暮らせている自分を振り返ってみて、お金の価値観は変わったかというと、変わった部分と変わらない部分両方あります。

お金が普通になった時

借金をしていた時は、本当にお金以外のことは頭に入らなくて、とにかく毎日をやり過ごすことでいっぱいでした。自分に全く余裕がなく、過去の自分に縛られ続けて自分を心底嫌いになったし、未来のいいことを思い描くしか生き続ける希望がありませんでした。

ですが、お金が普通になった時、「なんのために一生懸命お金を稼ぐのだろう?」と労働に対する金銭の価値を考えるようになりました。

余るほどのお金を持っていたとしても、安心はいつまで経ってもできないのではないか?それは、大事なものがお金じゃないからだと思います。

自分の人生に保険をかけまくって安泰な道を行くことは、ある程度幸福感を感じられても、どこかでその幸福感は打ち切りになってしまうのです。その原因には、他者との比較というものが常にあるから。お金の量で幸福度を測るような世の中では、いつまで経っても満たされないのではないか?強くそう思います。

お金の価値は変わっていく

そして今の時代、お金の価値が揺らいでいます。

日本が経済的に貧しい国になりつつあることと、キャッシュレス決済などにより、お金はただの数字や信用になっていることです。

よりお金がツール化し、お金で買えないものもあるということが浮き彫りになっているように感じるのです。

お金で買えないもの、それは経験や知識、哲学かもしれません。個々の一人一人が持てる共通化しない価値が、これからとても重要視されるのではないでしょうか。

大量にコピー&ペーストする時代から、それぞれがカラーを内側から出す時代へ。本当はもともと自分の中に大事なものは眠っていることに気づいていくのかもしれません。