ここ最近、いよいよ時代が変わっていっている感じがします
バーチャルとリアル

ロボットが代わりに仕事をしてくれる以外に、私たちは住居の拠点をバーチャルに移すことも可能になりうる現在になっています。
実際のバーチャルの村では、村をどのようにするべきか議論することが行われていますし、リアルで出歩かなくてもいろんな人と関わって生きていけるのです。
もし、バーチャルとリアルを行き来して生活ができる世界があるなら、あなたは一体どちらにどれだけ居住することを考えますか?
バーチャルならば、自分の嫌な容姿やステイタスや持ち物を捨て、新しい生活に埋没できるかもしれません。けれどリアルのような偶然性や必然性、痛みや重みや体感はできなくなるかもしれません。
街も変化している

今街も変化しています。営業時間は短くなり、外で過ごす場所はどんどん減っています。人との直接的な交流がなくなり、目に見えるイベントやパフォーマンスが減少傾向にあります。
私たちは「体」というものを通じて感じていたものが、どんどん内側に向くような世界へ向かっているように感じます。
体を通じて感じていた、肉体疲労や忍耐に対する免疫が減り、どんどん心の赴くままに行動がしやすくなりました。人の内側とつながることもしやすくなったかもしれません。
私たちの行方

けれど、私たちには変わらず「体」があり、「心」がある。
どうやって生きていくかはその人次第。選択肢の多い時代、自分の生き方に対する知性が問われる時代になったと思います。それも決して他の人から評価されないような知性です。
自分が心地よく生きるための知性、理解。世界への認識。
できればなるべく居心地の良い方へ、自分をシフトさせていきたいものです。