私が起業をしたいと思い続ける理由は何か、考えてみました。
今のままでも、多分大丈夫。でも…

借金返済もなくなったし、今の会社生活もだいぶ慣れてきて、収入の面でも人間関係でも安定的に働けるようになりました。
このまま毎日のんびり過ごせるなら安泰…、と思いながら、このままでいいのか?!と思う私がムクムクと立ち上がってきます。
前のようにあれこれと手を出して中途半端なのは嫌だな…、結局お金が稼げないとやることに意味がないのかもしれない、なんてネガティブなことを考えながら、次の日朝起きた時には「やっぱりやってみたい」と思うのです。今はそれが自分の力で稼いで仕事にすること。
なぜ仕事にしたいんだろう

例えば、私のやりたいことなら、趣味でも楽しめることでもあるし、収益なんて関係なく続けられるはずのものでもあります。
でもどうしても仕事として対価を貰いたいと思うのは何でだろう。いつもその疑問がつきまとってみます。
深く考えてみると、自分が仕事をしてお金をもらう行為の奥底には、「誰かに感謝されて認めてもらった証拠」としてお金をもらうという行為があるのではないかと思うのです。
私が何かしたことに対しての感謝の気持ちを表してもらうことにより、自分が生活するための資源を得られること。そのシンプルな仕組みを、会社に所属してやらされるのではなく、自分を主体になって作っていきたいのだと思います。
誰かにお願いされてやるより、自分で設定した山に登りきって、その後のご褒美をもらって生きていく方が圧倒的に気持ちがいい、そういうことなのだと思います。
目標を持つこととゆるめること

もちろん、ずっと虎視淡々と目標を達成したい、自分が山の頂点に立ち続けていたい、そういうわけではありません。
たまには、川を下るように「ゆっくりのんびり、自分の生活を楽しむ」ということも必要ですし、そういう時も味わっていたいです。
ですが、川を下っていると、このままずっとどこに行ってしまうんだろう?という疑問や不安が生まれる時があります。
そんな時、私はこんなふうにゆっくりだけするために生きているわけではなく、もっといろんなことを知って理解して、何かこの世に自分だけの宝を残したいと思うのです。
その宝の形は、年齢によって変化するかもしれません。ただ今は、それが起業なのかもしれませんね。