こころ

時は過ぎていくから。

ただ無意識に過ごしていったり、やることだけに追われるような毎日だとしたら。

焦る気持ち

この頃どこはかとなく焦っています。

それは、私が今までやってきたことが「一生懸命お金を貯める」「一生懸命恋人を見つける」「一生懸命資格を取る」そんなようなことの連続だったから。

そういう自分に焦ってきました。

確かに頑張る自分は好きだし、どれも頑張ったら達成できるものです。

だけど、それらを手に入れても、自分の中に「このままで自分はいいのだろうか」という焦りは消えないです。むしろ増幅しているような気もするのです。

ダイエットして、物を捨てて、素敵なものをたくさん取り入れて。だけど、それでいいんだろうか。外見の自分をつけて足しているような。そんな気持ちが拭えない。

こころを通して

「将来、君と一緒にいる確率は限りなくすくない。」

そう恋人に言われたとき、私の心はちれぢれになりました。寂しくて苦しくて、涙がいっぱい出て、今すぐ恋人の前から消えてしまいたいと思いました。

その場に居続けることができず、足早に家に帰り、一日寝尽くして考えても、それでもまだわからなくて。

だけど恋人はいつものように連絡をくれる。どうしてそんなことができるの?と苦しかったです。

でも少しずつ、開き直りにも似た、新しい気持ちが生まれました。

別れというものは誰にだって来るものだ、と。死に別れる人もいれば、意見の不一致で別れる人もいるし、そもそも合わなかったとすぐに別れる人も。

その瞬間が早まるだけのことかもしれない。

「将来、彼に必要とされていない」そんな風に捉えてしまった私の心は幼くて、惨めでした。

そして思いました。「将来を確約することが重要なの?」と。

大切なのは、今目の前にいる彼や大事な人が笑っていることかもしれない。困っていたらそばにいることかもしれない。

自分という人間がぶれなければ

出会いも別れも予測できないし、確約なんてできない環境で生きている。だからこそ、私にはしがみつける自分という軸が激しく必要に思えました。

誰かに依存せず、物にも肩書きにも依存しない。私の私らしい生き方を磨き上げてみたい、そう思いました。

そうそれば、いろんな物事に心を乱すこともないのだから。

そして時間は毎日過ぎていく。だからこそ、流れるように生きちゃいけない。もっともっと自分にしがみついてみたいと思いました。