不安というのはどんな時にもつきまとうものだと思います。
将来を確約することはできないのに

仕事も恋愛も結婚も人間関係も、全てがいつも同じという状態はありえません。
それを拘束してまとめるものが「契約」ではあるのですが、拘束したくない場合はどうすれば良いのでしょうか?
そもそも、拘束しておかないと不安になったりするということ自体、何かしら自分に問題があるのでは?と思ってしまう今日この頃です。「〇〇なしでは生きられない」という幻想が不安を心配や疑念や期待感を生み出してしまっていると思うのです。
そういった考え方に陥ると、尽くいろんなことがうまくいかなくなっていきます。
では、どうすればいいのか。それは、ひたすら「現実を見る」ということに尽きるのかもしれません。
不安なんていつでも作り出せる

考えてみれば、不安はどんな時でも自分の考え方次第で作り出してしまうことができます。例えば「今日の夜ご飯は何を食べよう?」これだけでも不安になり得ます。
それらが大きくなって、明日生きていけるだろうか、人生生きていけるだろうかと不安に思うことが増えていき、それらの問題をある程度クリアにしていくと、「自分は他の人より幸せだろうか?」そんな気にしなくてもいいような不安が出てきてしまいます。
考えてみれば、生まれて生きているだけで十分ありがたいことなのに、いつの間にか欲というものをたくさんくっつけていらない気負いをしてしまっていることが多くあるのだと思います。
よく考えてみれば、一人でも生きていけないことはない

考えてみれば、生きる場所とお金と知恵と体力があれば、人は一人でも生きていけます。そして今私はそういう力も少しずつ身につけてきています。
誰かに依存したり、変に不安がらなくても、ちゃんと毎日生きていけるし、人生も全うできるはずです。
自分からあえて孤独の道を行こうとは思いませんが、依存や不安で周りの人を振り回して、余計な事件を巻き起こしてしまうより、今目の前の事実を受け入れて行動するということが一番現実的なことかもしれません。
それは「幸せ」に幻想を抱かないこととも言えます。でもそれでいいと思います。幻想を抱けば抱くほど、不安や疑念や期待は膨らみ、現実とのギャップに悩んでしまうだろうから。
今は目の前の現実を見ることにフォーカスする、それを貫いてみようと思います。