こころ

好きなことを思い切りやるとはどういったことなのか

人と一緒にいると、いろんな情報や知識や考え方に感化されていくものです。彼との時間が長くなるにつれ、影響されることも多少増えてきました。

好きなことしかできない彼

彼の家に行くと、彼の大好きな大量の古着に部屋のほとんどが占有された部屋がそのまま彼を表しているかのよう。本当に、好きなことしかできない人なのです。

夢を見て上京し、大学を出た後に起業をし、紆余曲折あって今に至ります。いつも言っていることは「人のためには働けない」という言葉。

彼を突き動かす原動力や信念に、尊敬の気持ちもありつつ、微かに自分もそうなりたいと願望を重ねたりしている私です。

だって誰かのためやお金のために働くよりも、自分のために働いているときっぱり言えた方が格好良いように見えるから。自分に偽りがないようにも感じられるし。

だけれど私の好きなことはなんだろうか

だけれど、今までの私はお金のために働いたりしていて、資格を取ったり奔走していたものだから好きなことということがあまりわからなくなっているというのが現状です。

いろんなことに興味は持つし、いろんなことを満遍なく、卒なくこなすことはできるけど、そこにエネルギーを注ぎ続けられるようなことって一体なんなのだろうか。

正直今の私には即答もできないし、すぐに見つかりそうもないです。

彼には「ビジネスのセンスもあるのにもったいない」と言われたりします。そう言われるのは嬉しいことだけれど、自分の中でしっくり来るものがないのです。

経験として会社を立ててみたいと思ったりはするけど、これを通じて生涯を捧げる…みたいなことはないなと。

こだわりのない性分だからこそ

自分は一つのことに全てをかけてみるということが性分として難しいのかなと思ったりもします。長続きしていることは本当に少ないですし。

いつも自分の居心地のよい方へと流れていくようなタイプです。でもそれも一つの個性なのかなと思ったりもします。何か一つを成し遂げることだけが良いとも限りませんからね。

結局は自分がしっくりきているという状態が大事なのだと思います。いろんなことを試してみて、「これが好きで思いっきりやろう!」と思える瞬間がきたら本望です。

できるだけ、初見で投げ出さずにじっと本質を見つめていきたいですね。