先日書いたこの記事「妙齢の色恋は複雑である」の話の続きです。
結論:もちろんお仕事の話だった

気になる人に「相談したいのでお時間もらえませんか?」と言われてドキドキしていた矢先、その日はやってきました。もちろん今外に出るのははばかられる時期なので、オンラインでのMTG(?)。
結論としては、やっぱり仕事の話でした(笑)ちゃんとしたビジネスの話で、私の仕事のジャンルに即した内容でアドバイスをもらいたいというような内容でした。
「ぬか喜びしてしまったか…自意識過剰だったな」なんて思っていたところ、私個人の話や彼の話になり、プライベートなこともしっかり話しました。そして、今度また仕事のこと相談したので食事をしましょうという話にもなりました。
正直、今は「これはどっちだ!?」という感じで困惑しています。
一生懸命な人って好きだな、と思った

ぬか喜びして騒いだ自分を反省しつつ、彼の生い立ちを聞いていて思ったことです。
ずっと好きなことに自分の人生の時間を捧げるような生き方に、単純に感動しました。私はそういう生き方ができない(もしくはできなかった)からです。
自分に自信がなかったし、周りの目を気にしてバランスを取ろうとしてしまう性格だったから、自分がやりたいことにとことんのめりこむ勇気が持てませんでした。誰にも何も言われていないのに、そういう道を自分で選んだんです。
だけど彼は、小さな頃の経験からずっとそれをやるんだ!という思いで、時間やお金を度外視してやり続けてきました。もちろん悩んでブレた時期もあったと思うけど、少しずつ形にして、30歳を過ぎた今でも、夢を実現しようと頑張り続けるその姿に、単純に感動したのです。忘れていた幼い頃に自分にもあったであろうピュアさに触れたような時間でした。
そういう時間をもらえただけでも、本当にありがたいことだな、幸せな時間だったなって思います。彼の熱量や温かさにじわっと心が震えました。貴重な時間をありがとう。
おまけのプレゼント

だけど彼の温かさはそれだけじゃなかったです。私のことを正面から見てくれて、理解しようとしてくれている感じが短い時間の間にも伝わったんです。ちょっと不器用な感じはあるのだけど、しっかり話を聞いて理解しようとしてくれているその姿が嬉しかった。
そして一言彼が私に言ったんです。「のほほんさんは、すごく澄んでいますよね」と。そんなことを言われたのは初めてだったし、過去のドロドロ話をしていたのにそんな風に言える彼がすごいなと思いました。私は自分で自分を「澄んでいる」とは思わないけど、きっとそれは彼の私を見る心が澄んでいるからそう思うんだろうなと思います。
30歳をすぎてもう半ばに差し掛かろうとしている今、30代で初めてまた恋心が芽生えた瞬間でもありました。まだ全然相手を知らないから浮かれているだけかもしれません。(もしかしたら、天然の人たらしなだけで、自分以外にもそういうこと言えちゃうのかも?とかも思います笑)
過去を思い返すと失敗ばかりで、怖さがつきまとってくるけれど、もしこの経験がダメになっても、いい経験として人生に刻めるように思えるから、今回はゆっくり自分の思いに素直になって進んでみようと思います。
こういうのは人生のスパイスだなと思います。貴重な時間をくれた彼に感謝。