この間、舌下療法の治療で病院に行った時の話。なんでもない会話なのに、なんだか嬉しくなりました。
明るい先生

地方に移住してからは、地元の医者に通う機会が多くなりました。花粉症の舌下療法も地元の病院で行っています。
今通っている病院は内科と耳鼻科を併設している病院です。なので先生が内科医でもあり耳鼻科医でもあります。
その先生はとても明るい先生で、お話が長くなりがちなのがたまに傷ではありますが、いつも楽しくお話をしています。自分の生まれ育った街の話やリモートで働くことについてなどなど。子供たちも通う病院なので、説明が丁寧で優しいのです。そしていつもニコニコ。元気がもらえます。
その先生を見ていて思うのは、お医者さんって傷や病気を治すだけじゃないんだな、心も治そうとしているんだな、ということ。「病は気から」と言いますが、その気をはらしてくれる気遣いがとてもあたたかいのです。
東京のお医者さんだとあまりこういう方は見かけたことがありませんでした。それだけに、ほっこり元気をもらえました。
笑っていると元気になる気がする

リモートで人に会うこともなく、一人暮らしだからプライベートもひとりがデフォルトです。そうすると心寂しい時は絶対にあります。
だけど、寂しい時には笑えばいいなと思うのです。面白いドラマに、誰かのYouTubeに、SNSに、会議中のほんの些細な事に。どんなことでもいいから、笑っているとなんだか元気になります。
誰かが寂しそうにしていたら、私もあの先生みたいに笑っていたいな、と思います。笑うだけで、なんだか人生が前向きになった気がするのですから、圧倒的にコスパがいいですよね(笑)そんなことを、病院の先生に教わって気がします。
辛い時には笑えないかもしれないけど

もちろん、私も本当に辛い時は笑えませんでした。
離婚真っ最中で、借金も膨らんで、住む家もなく、ブラック企業で働いていた時は、毎日が辛くて笑うことすら忘れていた気がします。(笑うとしても愛想笑いしかしていなかったかも)
無理やり笑えばいいという話でもないと思います。でもいろいろ経験した今思うのは、やはり「人生を前向きに捉えるには笑いが必要なのだ」ということ。
肉体的にしんどくて、精神的にもしんどくなったら、ひとり笑ってみましょう。YouTubeは笑いには最適アイテムです。笑っているうちに、「ああ、また頑張ろうかな」「いい時間だった」そんな言葉が自分の中で浮かんできたらしめたものです。
今日も自分に、そして自分以外の誰かに笑いかけていたいな、そんなふうに思います。