転職を何度かしていますが、会社って場所は不思議な場所です。個人の能力以上のことができるからいい面と、それが仇になる面があります。
会社で働くメリット・デメリット

会社で働いて10年以上、その中でも何社か転職をしました。そして大まかなメリット・デメリットが見えるようになってきました。
メリット
- 自分一人ではできない大きなプロジェクトに参加できる
- 他の人から学ぶ機会が多い
- 面倒な事務処理を会社が行ってくれる
- しばらくは安定的な収入を得ることができる
デメリット
- 給料の金額に天井がある
- 気の合わない人と働かなきゃいけない時がある
- 上下関係や人間関係の悩みが生じやすい
- 個人の能力が発揮しにくい場合がある
個人で働くメリット・デメリット

では、個人の場合はどうでしょう。
メリット
- 他の人や環境にあまり左右されず、自分のペースで働ける
- 自分の能力を存分に発揮できる
- 収入は青天井
デメリット
- すべての仕事を自分一人で行わなければならない
- 収入が安定しにくい
- 責任が一人に集中するので心理的負担になる場合がある
ずっと会社にいる幻想はもう潰えた時代

どちらのメリット・デメリットを眺めてみて思うのは、「会社に依存する」状態を続けていると未来は暗いのではないかということです。
終身雇用もなくなり、退職金もなくなり、会社にずっといることを保証してくれなくなった今、会社にぶら下がっていることは長期的に見てかなり危険だからです。
明日リストラされても、自分の力で稼ぐ力を持っていたら、自分で立ち直ることができます。「起業」という夢を見て独立するのではなく、個人で稼げるスキルを持っていないと危ういから独立を想定しておく、そんな時代になってきたように思います。
会社で働くにせよ、個人で働くにせよ、基本的なベースになるのは、「稼ぐ仕組み」を理解して自分で築いていくスキルがあるかどうかが大切なのだと思います。
そのためにも、会社で忖度や空気を読んだり政治に参加するスキルより、自分で考える力を養った方が余程自分の将来のためになると思います。
今年は、「自分で考えて行動する」ということをきちんと強化していきたいです。