お金

いつでも独立できる知識やスキルを身につけておきたい

電通の個人事業主化が始まりましたね。実質リストラに近いなと思っています。これから景気がどんどん悪化してこういうことは増えていきそうです。

今は会社員だけど…

前は、勝手に「独立=自分の夢を叶えるために頑張ること」というイメージがありました。

でもこの電通のニュースを見て、個人事業主として独立する意味が変わってきました。独立=会社を追い出されるから致し方なくすることということもありうるのだな、と。

例えば、90年代と2000年代に経済危機を経験した韓国の人たちは、どんなに良い大学を出ても自国で就職できず、海外に行くか、自分で独立開業するような人たちが増えました。

今、日本でも世界でも同じことが起こりつつあるんだと思います。

こんな時代には、やはり自分でお金を稼ぐ力や守る力を身につけていかないとどんどん時代や周りに飲み込まれてしまいそうです。

いつ訪れるかわからないものを怖がるより

もはや会社は社員を守ってくれない時代になりつつあります。自分のことは自分で守っていかないといけません。

ただ怖がるだけでは何も進歩しません。今は痛みを多く感じる前に、自分から動き出してみることが重要なのではないでしょうか。

では何を準備して、何をトライするべきか。

以下のことにチャレンジし続ければ、急な変化にもなんとか対応できるのではないかと思います。

(1)お金の知識をつけておく

まず今はお金は生きていくのに必要です。そのために、自分を取り巻くお金のことについて知っておくことはリスク回避になります。主に知っておきたいことは以下のこと。

  • 自分が生涯生きていくのにいくらかかるのか?
  • どうやってお金を増やし続けることができるのか?
  • お金を守るためにどのようなことに配慮すべきか?
  • お金に振り回されないために、どのようにお金を使ったら満足感が得られるか?

この辺が自分の中で腑に落ちていれば、突然何か起きた時にも、ある程度ブレずにいられるのかなと思います。

(2)節税対策をする

財政難が続く日本。これから政府は税金を増やしていくことは必然でしょう。

どんなに給与を稼いでも、税金でだいぶ持っていかれてしまっていることを知っていますか?給与明細を見ると、びっくりしますよね(苦笑)

この税金が増えていく流れで、税金対策をしていかないことは、自分の資産を知らぬ間にドブに捨てることになります。

実は公に知らないだけで、日本には補助金や優遇制度がたくさんあります。例えば、iDeCoやNISAはある程度の税金免除があります。そういった仕組みを知り、最大限利用することが、きっと将来の自分を助けることになるでしょう。

(3)副業を始めて、自分の働くスキルを磨き続ける

企業に勤めていることで一番怖いことは、自分のスキルを自分で認識できなくなり、いざ会社を抜けるとどのように稼いで行ったらいいのかわからなくなることだと思います。

もし明日リストラされたら自分一人で生きていけるでしょうか?

もし貯蓄があっても、いつか底が見えてしまいます。継続して稼ぎを得るためには、やはり自分の働くスキルを把握し、生かし続けておくことが大切だと思います。

例えば、このブログも今はまだ全然収益化できていませんが、本当に困った時の資産にもなり得ます。そういったお金の芽の出る種を仕込んでおくことが、いつか自分を助けてくれるはず。

怖がっているよりも、まず動いて様子を見てみる。ダメだったらやめればいいし、続かなかったら他のことをやればいいのです。

一番怖いのは、何も知らず何もしてこなかったこと。