以前、私的韓国ドラマでおすすめNo.1の「ミセン」をご紹介しましたが、今日はその次の次くらいにおすすめのドラマ「椿の花咲く頃」です。
韓国ドラマ「椿の花咲く頃」

実はこのドラマ、韓国のドラマの最大賞ペクサン・アワードで「愛の不時着」や「梨泰院クラス」に圧勝しているそうです。
ヒーロー役は「ミセン」にも出ていたカン・ハヌルが演じているのですが、全然キャラが違くて面白いですよ!ミセンをみていた方はギャップをお楽しみください!
このドラマの何が面白いって、やはり韓国ドラマの定番からずれていることですよね。韓国ドラマの定番といえば、都会で起きる御曹司と一般市民(どちらかといえば貧乏)のシンデレラストーリーか、肉親の争いに巻き込まれる系のドロドロか、そんなところだと思います。
でも、このストーリーの舞台は地方。主人公のヒロインも未婚の母だし、ヒーローも地方に住む野暮ったい青年。キラキラした設定じゃないのに、なんだかほっこりして泣けてくるんです。
より視聴者に共感を得やすい設定なのに、殺人事件などが起きて間延びしすぎないスリルもあり目が離せない…。伏線の貼り方もすごく上手でした。
あらすじ

田舎町オンサンに、「カメリア」という居酒屋を始めたトンべク(コン・ヒョジン)は、まだ小さな赤ちゃんを抱えたシングルマザー。
一方、幼い頃から正義感が強く、今まで数々の事件を解決し、特別枠としてソウルで警察官となったオンサン出身のファン・ヨンシク(カン・ハヌル)。6年後、テレビカメラの前で犯人に暴力をふるってしまい、結局オンサンの交番に左遷されてしまったヨンシクは、小学生となったピルグ(キム・ガンフン)を育てながら「カメリア」を切り盛りしているトンべクに偶然出会い、一目ぼれから猛アタックを始める。
しかしある日オンサンに、トンべクの元恋人でピルグの父親であるカン・ジョンリョル(キム・ジソク)が訪れ…。【引用元:https://www.konest.com/contents/drama_detail.html?id=27910https://www.konest.com/contents/drama_detail.html?id=27910】
このドラマの見どころ

私はなんといっても、ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)のものすごくポジティブで温かい人間性かな〜!と思います。
劇中にある、「あなたには幸せになる資格がある」というトンべク(コン・ヒョジン)に向けて放った言葉も、まるで自分に言ってもらっているかのように感動したし、その言葉でどんどん自分に自信をつけて生き生きしてくるドンベクの姿も素敵でした。
街の人たちも意地悪なのに優しくて憎めない、という設定がリアルだし、出てくる人たちがなんかどこか抜けてて面白い人たちで、始終笑顔で見れていました。
ドキドキハラハラというより、「ああ、毎日っていろいろあるけど、こうやって周りの人たちと生きていけたら幸せだよね。自分もきっとそうなれるかな」って思える作品。
胸にじんわり広がる温かさがおすすめです。ぜひ、隙間時間に見てみてくださいね〜!