お金

会社員として働いた時の、現実的なセミリタイア貯蓄法

45歳までに5000万を貯めてセミリタイアが大きな目標ですが、以前は「本業」+「副業」で5000万円を貯蓄する方法を考えていました

ですが、現在リモートワークの影響で、副業をする人が飽和状態…。フリーランスで仕事を掛け持ちする人たちの方が圧倒的に有利な状況です。

フリーランスではないまま、副業以外で収入を増やすとしたら、転職などで年収を上げるしか手っ取り早い方法はありません。今日は会社員として働いた場合の現実的な貯蓄方法を検討してみることにしました。

月いくらまで貯蓄に当てられるか?

現在の私の年収は、570万円。月の手取り給与は30万。加えてボーナスが3ヶ月分。しかしボーナスは業績によって出ない場合があり、さらに今は不況のため貯蓄予定額に換算できません。

もし年棒制の会社に年収600万円で転職できたなら、月の手取り給与は38万円。毎月貯蓄できる額が確実に上がります。

手取り給与から毎月の最低限の支出105,500円を引いて残りの額をすべて貯蓄できるとした場合が以下の表になります。

<現在> <転職できた場合>
月184,500円を貯金 月274,500円を貯金
年間貯蓄 2,214,000円 年間貯蓄 3,294,000

 

さらに、これ以上の昇給が今後見込めないとして、45歳まで残り12年とした場合、貯蓄すると以下の通り。

<現在の給与> <転職できた場合の給与>
年間貯蓄 2,214,000円 年間貯蓄 3,294,000
12年間貯蓄 26,568,000円 12年間貯蓄 39,528,000

 

転職したとしても、5000万円には到達できません。だとしたら、全額を資産運用したらどうなるでしょうか?

もしすべての貯蓄額を3%で12年間運用し続けたら…

今回は楽天証券の簡単シュミレーションを使って計算してみました。

月184,500円を積み立て、3%で12年運用

月274,500円を積み立て、3%で12年運用

うぅ、まだ年収600万転職プランで5000万円に到達できません。では、最後の手です。期間を延ばしたらどうなるか…?

月274,500円を積み立て、3%で12年7ヶ月運用

12年7ヶ月で5000万円に到達できました!12年目だから45歳ギリギリという計算で良いかしら…(汗)

年収600万円の転職と、12年7ヶ月のあいだ毎月274,500円の積み立て運用(年利3%)が必要

悪いことをしない限り年収は下がることはないと思いますが、年収をあと30万あげるのはなんとかこの1年くらいで実現したいものです。

さらに毎月274,500円をなかったこと積み立て運用(年利3%)するには、生活費を最低限に抑えて生活しなくてはいけません。

流石に旅行もせず、洋服なども買わない生活はできないので、毎月+3万くらい余裕が欲しいです。とすると現実的には、年収640万円くらいを目指すのが良いかもしれません。

流石に今の年収から+70万円の年収UPを一気に行うのは難しいと思うので、節制をしつつ、年収アップを目指すしかないですね。

あまりに無理しすぎると生活にハリがなくなるので、もしかしたら45歳にこだわらず、48歳くらいまでに目標期間を引き上げると実施しやすくなりそうです。

とはいえ明日はどうなるかわからない世の中です。最高パターンと最低パターンの想定だけはしておいて、うまく立ち回れるようにしておきたいものです。(ちなみに最低パターンは定年まで働き続けることです)