借金生活を終えて、自分を振り返ると「XXしてはいけない。頑張らないといけない」という呪いにも似た思い込みをしていた、ということに気づきました。
今日はそのことについて話してみようと思います。
「頑張る」と見せかけて、自分をおとしめていた

借金生活を終えて、買い物をしようとした時にふと気づきました。
「帽子が欲しかったから買おうかな、でもやめておこう」「お菓子やアイスは浪費になるから買っちゃいけない」「お花も欲しいけど、生活に必要ないものなら買わないでおこう」
そんな「xxしてはいけない」思いが頭の中をぐるぐるを巡っていたのです。
そして、買い物以外のことについて自分のしたいことにストップをかける癖がついていることにも気づきました。
「自然の近い場所へ引っ越しはしたいけど、今じゃない」「夏の楽しみを満喫するために海に出かけたい。でもお金もったいないし、今はやめておこう」など。
それは、借金時代に自分にかけられていた呪いとも言える「思い込み」が関係しています。
「私は借金している身なんだから贅沢しちゃいけない。人一倍頑張らないといけないんだ。私なんかが贅沢を考える身じゃない」と…。
いつの間にか自分をマイナス評価していた

自分が自分に浴びせていた大量の「XXしてはいけない。頑張らないと」は、いつの間にか自分をおとしめ、マイナス評価をしていることになっていました。
「私なんかがそんなことしていいのか」「もっと頑張らないと周りに追いつけないのに」「こんな自分が恥ずかしい」
そういったマイナスの自己評価は、私をがんじがらめにして、自分から動き出せずに気持ちを押さえつけては、「ただ生きる」ということだけを繰り返す習慣を生み出していたのです。
いわゆる思考停止状態を、自分で生み出していました。
これからは「頑張ればなんとかなる未来」は終わりだ

借金は、「なんとか日々頑張っていけば完済というゴールが見える」ものでした。
でも自分の人生にゴールはあるのか?と言われたら、いつになってもゴールは設定しきらないものだと思います。
そう、「頑張ればなんとかなる」という未来は私にはないのだと気づきました。
人に評価される頑張るをしたって、自分が好きなように日々を生き続けないと満足いかない毎日の繰り返しです。
がむしゃらに頑張るのではなく「好きな人生を生きる」という選択をして、自分を楽しませる工夫をしていこう。そのためには「頑張らない」選択があって全然いいのです。
社会から倦厭されそうな離婚や借金を抱え、なぜか「自分は頑張らないといけない」という思い込みをしていた自分。どちらももう終わった今だからこそ、これからは「頑張る」ということを少し忘れてみて、日々自分を楽しく掻き立ててくれる環境や状況、人間関係に情熱を注いでいきたい。
まずは引越しをして、転職や自営業を始める。そういったことを自分を制限することなく始めようと思います。
いずれも嫌になったらやめればいい。頑張らなくていいんだ。