家族や会社の同僚の悩みでよく聞くのは「友達」との付き合いについて。30代も過ぎれば、ママになっている人も多く、多くの人は「ママ友」との関係に悩んでいます。
今日は私の「友達」の考えについて。
やっかいな友達

私自身、学生時代からつい最近まで「友達」という関係について多く悩んだ経験があります。学生時代はイジメまがいのことにあったこともあったけれど、それはどちらかというと個人的には大したことはなかったです。(影で悪口言われて疎遠になっただけだったので)
一番やっかいだな、と私が思うのは、「友達」という関係にかこつけて依存関係に陥ることです。
例えば、友達だからという理由で、その人が入信している宗教が絡んでいる政党に票を入れてくれと言われたり、政治活動を一緒に手伝って欲しいと言われるといった事。その他には、お金がないから奢って欲しいと言われたり、無職をいいことに多めにお金を出して欲しいと言われたり…。「浮気をしていることを隠すために自分の家にいることにして欲しい」と言われたこともあります。
こういったことは、目に見えて自分に悪い影響を及ぼしていたので、そういった人とは徐々に連絡を絶って行きました。
その次にやっかいだなと思うのは、「LINEの返事はすぐするのは当たり前」とか「どこかに行ったらお土産を仲良しグループに買ってくるのは当たり前」みたいな空気になってしまうこと。仲がいいのはいいことですが、話している内容は「旦那の年収が上がった」とか「家を買ったとか」そういう話です…。
心の中でお互いの格付けをしながら、表面上は仲が良いふりをするような感じで私はどうしても馴染めません。私はなるべく距離をとってお付き合いしています。
本当の「友達」と言われれば、いないかもしれない

正直に言うと、「心から信頼できる友達は?」と聞かれたらいません。一番信頼している人は家族だけ。でも家族でさえ、秘密はあるし距離が100%近いといったら違います。家族にもそれぞれの生活があるし、別々に暮らしていればルールも変わってくると思うから。
でも、これだけ色んな人の良い面や悪い面を見て、自分も色んな部分があることを知ったら、色んな人に会えて良かったと思います。学ばせてもらっているし、色んな気持ちや経験を人を通じてもらっているから。
そう思うと、特定の誰かと長く付き合っているから人生が充実しているとも言い切れないし、色んな人と出会って行ける人生っていいなとも思います。
もちろんずっと仲の良い友達がいることも素敵な人生と思うけれど、私はそうはならなかったから。でも、それもいい人生かなと思うのです。無理に自分の気持ちを隠して我慢して付き合い続けるより、広く視野を持って辛くなったら別の場所へ行って新しい人と出会っていく人生の方が、私は楽しく思える。今はインターネットもあって色んな人に出会いやすいから、そういうのも使って出会っていくのもありかな、と思います。
つい「友達いない」の言葉に自分の見栄が反応して、無理な関係を続けているなら、別の場所に目を向けることをオススメします。世界は広い。もっと視野を広く持っていたいです。