こころ

丁寧な生活より、ほどよい生活がしたい。

コロナに入る前から思っていたことですが、コロナに入ってより一層そう思うようになりました。

人の目を気にしなくなると、本質が見えてくる

仕事はオンライン、人と会う回数も少ないから外見を気にしすぎることもないし、メイクもきっちりなんて思わない。ずっと家にいるからインスタ映えを狙って何かをすることもありません。ただリラックスして、家事や掃除、仕事、筋トレをするのみ。

あれ、生活ってこういうもんだったよなあ、と。小学生の頃は「明日の服は何にしよう」とか、「どこどこに行くための服装とメイクはこれ」なんて気にしなかった。「明日は誰と遊ぼう、あんなことしよう」と考えるだけで、すごく気持ちが楽だった。

SNSが出てきて、写真やライフスタイルをたくさん共有できるようになって、「こんな風にみられたい」という妄想が増加し、丁寧な生活みたいなのを若干意識するようになっていた。(それでも無頓着な方だと思う)

完璧な世界より、ほどよい感じが心地いいと気づく

つまり、コロナが起きてから、やっぱり生活に対しても、完璧って苦しいんだなと改めて思いました。いつの間にか、世の中でよく見る「丁寧な生活=完璧なライフスタイル」像が自分の中にあって、無意識に頑張ろうとしていました。

そんな自分にびっくりしたのですが、おかげでリモートで自分の理想のライフスタイルがきっちり輪郭を帯びてきたので、ありがたいことだと思いました。

無理なく、シンプルに、楽しい

では、私の好きな生活スタイルって何だろうと考えると以下の感じかなと思います。

  • シンプルである(ごちゃごちゃしてると気持ちが不安定になる)
  • 無理がない(やっぱり物欲ないから値段の高いものはいらない)
  • それなりに心地よさや楽しさを追求したい(肌触りのいい毛布とか、肌に触れるものや調理道具などは充実させたい)

オシャレでもないし、こだわりも強い方ではないので、程よく自分が気に入る環境を徐々に作っていきたいです。

もちろん、SNSとか関係なしに丁寧な暮らしが好きな方はいらっしゃると思うので、それを否定しているわけではなく、私にはあっていないのだと改めて気づいた、ということです。

自分に素直になり、見つめ直す時間になってよかった。これからも、定期的に自分と対話しみなおし続けたいと思います。