FP

FPの資格をとると、将来のお金対策ができる!

FPの資格を取るとなると、ファイナンシャルプランナーにでもなるの?!と言われがちだと思うのですが、実務を行わなくともFPの資格は日々の生活にとても役立ちます。

今日は、私がFP3級を取得してよかったと思える点をご紹介しようと思います。

税金に詳しくなると、どれだけ働くべきか理解できる

FPの教科項目のうちに「タックスプランニング」という項目があります。その名の通り税金について仕組みをざっくり知れるのですが、個人や法人の税金の仕組みが知れることが大きいと思います。

サラリーマンなら毎月給与から税金が天引きされていますが、その税金は一体なんなのか、どれくらいの年収でいくら税金が引かれるのかがわかります。実は額面で年収1000万円だからといって、全額もらえるわけではありません。むしろ日本は年収が高くなればなるほど税率が上がって行くため、税金で引かれる額が多くなります。そう考えると、支出を減らして年収はボチボチで体や心を酷使しない仕事の方がいいのかな?など、働き方の視点が変わります。

また、法人だと経費で賄える範囲が広く、経費分は税金が免除されます。ある程度個人で稼げるようになったら法人化して、オフィスや仕事で使うツールを経費精算していた方が働きやすいのでは?などという視点も増えます。

年の支出と収入のバランスを予測する際にも、税金がどれだけかかるのかは大きなポイントですので、自分で計算して予測できるのは家計管理にもとてもいいと思います。

日本にいる限り、保険には入らなくても良い?

公的保険や私的保険の仕組みを理解できると、もはや私的保険に入る必要がないのでは…?と思える視点が持てます。日本は公的保険がめちゃくちゃ手厚いです。まず見過ごしがちですが、働いても働いていなくても、私たちはすでに税金で結構な保険料を払っています。

また、私的保険は本当にいろんな仕組みがあり、複雑で分かりずらくなっているからこそ、損をしてしまうような落とし穴がいっぱいあることにも気づきます。積立保険と聞けばお得な感じがしますが、実は掛け捨ての方がまだ良いという場合もあります。保険のセールスに負けない知識を得ておくことで、自分に本当に必要な保険を選べるようになりますね。

もしもの時の安心材料

税金や保険以外では、金融資産運用、不動産、相続などにまつわる費用や仕組み、法律などについてざっくり理解できるようになっています。独身の場合は縁がないものが多いかもしれませんが、家族世帯で考えたときのお金の問題についてたくさんの知識が得られます。

家族が増えることを調整できる人はなかなかいないと思いますし、万が一はすぐにやってくると思います。時間がある時に、将来に備えて知識を蓄えることはマイナスには絶対ならないと思いますので、興味がある方にはぜひFPの勉強をオススメしたいです。

私はまだ3級のみですので、目標は2級まで取得することです。同じくFPのテストに向けて頑張っている方がいたらぜひ一緒に頑張っていけたらなと思います。頑張りましょ〜!