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独学でエンジニアになれる!?その方法と戦略

30代・独身・女(離婚歴あり)、IT企業に10年ほど勤めているが、エンジニア職ではなく企画職の私が将来エンジニアになれるのかどうか?を検討してみた結果をまとめてお届けします!バリバリのエンジニアになりたい!(※すでに達成した人の話を聞きたい、と言う方には向かない記事になると思います)

1.エンジニアを目指す前に、まず目的を整理しよう

リモートワークが主体になり、スキルがあればどこでも生きていける世の中になりつつある今、エンジニアは魅力的な仕事の一つです。「エンジニア」だと市場の需要がたくさんあり、仕事をもらいやすい、給与が高くなりやすい、そういった話もよく聞きます。

ですが、エンジニアになってどうなりたいのかが明確でないうちに「エンジニアがいいらしい」と言う人の言葉を鵜呑みにしてしまうと、いつか自分のモチベーションがなくなり、勉強や仕事も中途半端に終わってしまうのではないでしょうか。私がしばらくエンジニアになるために勉強して思ったことは、エンジニアになってどうなりたいのか、をまず考えるをことが大切だと言うことです。

私は元々インターネットが普及した時代からホームページ制作などに興味があり、独学やバイトでhtml/css/javascriptなどの知識があったので、簡単なホームページ制作ができる程度にはスキルがありました。ですが、IT企業で企画職に勤めるようになってからは、実際に手を動かして作ることはなくなりました。そんな私がもう一度エンジニアになるための勉強をしたいと思うようになったのは、「自分でインターネットサービスを作りたい」と言う目標があるためです。いつかは自分でサービスをつくって、そこからビジネスをしたい!と言うことが今の私の勉強のモチベーションを支えています。

借金を返済するために副業でホームページ制作やWordpressのカスタマイズ・更新作業をしていた時は、志や目標なく、仕事のために勉強していたため、全く勉強も仕事も楽しくありませんでした。早くお金を稼いで副業を終えることを考えていました。その経験から、「他人のサービスを支えるためにプログラミングするのではなく、自分のサービスを作るためにやりたいのだ」と言う目標がむくむくと湧くようになりました。それに気づいてからは勉強を楽しく続けられています。

2.エンジニアが向いているかどうか適性がわからない場合は、とりあえず簡単なプログラムの勉強をしてみよう

htmlやcssさえわからない、と言う方には、ぜひ一度プログラミングをやってみることをおすすめします。なぜなら、プログラミングを好きになれるかどうか、自分に向いているかどうか、それぞれ適性があるからです。

球技が嫌いなのに無理やり野球やテニスをやっても続かないですよね。でもその前に球技が自分に向いているのかどうかはやってみないわかりません。

初心者の方にオススメするのは、「Progate」と言うサービスです。かわいいキャラクターと一緒に、無料でhtm/cssの勉強をすることができますよ。

html/cssができる方も、progateでいろんな言語を学んでみるのはおすすめです。プログラミングには、大まかにフロントエンドとバックエンドという2つの分野があります。フロントエンドは大まか画面の見た目や動きを作っていくプログラミングで、バックエンドはデータベースや分析用の基盤を作るプログラミングのことを言います。レストランで例えると、ホールスタッフとバックヤードの調理スタッフの違いでしょうか。ホールスタッフは出来上がったものをお客様に整えて提供し、バックヤードは素材を調達し調理をすると言う感じです。

ここで、どちらの方が向いているかをある程度やってみて掴んだら、Progateを卒業して、次のステップに進むのが良いと思います。

3.好きな分野が見つかったら、すべて1から自分で作ってみながら勉強しよう

Progateは本当に基礎中の基礎を勉強するサービスです。本当にわかりやすく達成感もあるので、ついもう一周勉強してより理解が深まったように感じがちになりますが、私の経験上も、世の中のエンジニアさんの声からも、それはオススメされません。

プログラミングは日々進化してますので、現役エンジニアさんでもまだまだ日々勉強する方が多いですし、何より自分の知識は実戦から生まれてくるものだと思います。エンジニアさんの仕事上、以前作ったことのあるものを量産することは基本的になく、常に新しいものを作っていくことの方が多い分野だと思いますので、経験から知識を自分でアップデートしていくのが良いと思います。

例えば、ランサーズクラウドワークスなどの受託の仕事でできそうな分野の仕事をやってみながらいろんなパターンに適応できるように訓練してみたり、自分で1からサービスを作ってみながら、わからないことをひたすら調べて完成させてみるということがおすすめです。受託の仕事には、期限があるので自分で好きにやるより強制力があります。自己管理などに自信がない人は、受託から初めてみると強制的に勉強するようになって良さそうですね。

仕事になるかどうかは、エンジニアスキルとはまた別のスキルが必要

では仕事にしていく時ですが、実際に私も友人のツテやクラウドワークスなどの受託サービスでマッチングした企業とお仕事をしたことがありますが、お仕事をもらうにはエンジニア以外のスキルも必要だと感じています。

企業の方も実績がない人より実績のある人の方が魅力的ですし、自分が何ができるかはっきりプレゼンテーションできる人の方が仕事がしやすいと思うでしょう。「〇〇を勉強しました」というのでは説得力がないため、ポートフォリオやプレゼン資料を作って企業に送ることが必要になってきます。

そこではポートフォリオを作るデザインセンスや、プレゼンテーション力などが求められます。ましてやエンジニアのスキルとしては初心者ホヤホヤの場合、そう言ったところでカバーするほかないです。

自分で起業する以外、企業に雇ってもらってお仕事をもらう場合は、どうしてもそう言ったエンジニアのスキル以外が必要となってきますので、そちらをあえて武器とする方法もありえます。コミュニケーション能力が高かったり、デザインセンスがあれば、そちらをセットにして売り込めることはむしろプラスと考えて売り込めるといいですね。