自分のお金の管理力のなさのために、離婚後自分の手元には借金250万。人生が絶望的でした。今では残り70万ほどまでになりましたが、前の自分のままの金融リテラシーでここから先、生きていけるのか不安でした。そこで、今年からFPや簿記などの勉強をしています。
簿記を勉強する理由については以前記事にも書いてますのでご参考に。
実際には、2020年2月に実施された日商簿記検定3級を受験し、無事合格しました。合格して、実際に生活や自分にどう役立っているかを書きたいと思います。
1.確定申告の際に役立った

受験が2月でちょうど確定申告の近い時期に受験できたため、知識がすぐに活かせました。友人が確定申告の際にフリマアプリなどで売ったものを確定申告で申請する際に、アドバイスできました。
自分の分は、ふるさと納税やiDeCoでの申告だったので簿記の知識は必要なかったのですが、友人にアドバイスできて知識が活かせている!という実感が湧いたことや、次の確定申告の際には使える!と自信になりました。
ちなみに、FP3級も同時期に受けて受かっていたのですが、そちらでは医療費控除などの税金の知識がとても役立ちました。FPと簿記の知識両方持っていると、実用でかなり役立ちます。
2.企業のお金の流れがわかるようになり、仕事に活かせるようになった

私はお仕事でWEBディレクターのお仕事をしているのですが、外部とのやりとりで請求書の処理なども行うときがあります。その際には、簿記の知識で勘定項目がすぐに理解でき、経理の人とのやりとりが以前よりスムーズになりました。
さらに、新しく外部の方と契約を取り付けるときにも、どういった費用になるかを理解できているため、契約の内容も新しく更新した方がいいかどうかも鼻が利くようになりました(正確にいうと、そちらは会社法とかも絡むので完全には理解していないのですが)。
一番良かったと思うことは、会社の費用と収入・資産の関係が理解できるようになったため、自分が担当する広告費などを予算内でどれだけ使って良いのか、さらにどれだけ使うとコストパフォーマンスがいいと言えるのかを自信を持って上司に提案できるようになったことです。
こちらは会社員として役立つスキルですが、自分が副業や起業をこれからした際にも、企業としてのお金の流れを理解できるのはとても有益なことだと思いました。
次の目標は、簿記2級!

とはいえ、簿記3級レベルだと本当に個人事業主や小さな会社レベルの知識にとどまってしまうそうです。簿記2級には製造業を中心にした簿記の「工業簿記」の分野も含まれますし、有価証券や外国為替などの簿記も含まれ、より幅広い業種と規模の知識が含まれています。
一般的な中小企業〜大企業の経理の方の必須知識は簿記2級と言われています。私もそこまで理解できたらより仕事も楽になり、将来にもうまく応用が効きそうだと思っていますので、2級までは取得したいなと思っています。
転職の際にも役立つ資格とも聞きますし、将来リタイアした後に人材シルバーセンターで登録する際に資格があるとお仕事をもらいやすいとも聞きました。30年後はどうなっているかわからないですが、念には念を入れて。(笑)
また2級を取得できたらどういった変化があったのかも書きたいと思います。まずは勉強、頑張らねば!